いつもお世話になっている
「ひらまつ食堂」の
平松さん依頼の器を納めさせていただきました。
今日は平松さんの大切な友人の一回忌でした。
亡くなった友人と出会った土地の土で、友人が大好きだった鯵を盛る器を作ってほしいとのことでした。
器に鯵を盛る度、友人を思い出すのだろうか、、
料理には様々な思いが込められています。
生産者さんの想い、その料理にまつわる思い出、少し想像を巡らしてみても尽きる事はなさそうです。
◆苅藻八角祭器
平松さんと一緒に堀った「かるも土」をベースに、
塩作りで海水を煮詰める際に出た木灰を釉薬にしました。
造形は
祭器をイメージ。
「八」には様々な意味があるそうです。
そして、お二人が初めて出会ったかるもの海の色。
次に訪ねた際にはぜひ、鯵を注文してみたいです。
ありがとうございました。