灰の精製
釉薬作り
釉薬の原料になるのは主に灰(木・藁・籾・貝など)や長石と呼ばれる鉱物を使用します。
灰や長石や粘土を水に懸濁させた液体を釉薬と呼んでいます。
調合の方法にもよりますが、約1000℃を超えた辺りから釉薬の中の長石が焼成時に溶け出してガラス質を形成し、金属成分が熱による化学変化を起こして色を付けはじめます。
昨年末に師匠から頂いた灰を精製していきます。
数十年前に頂いた灰だそうでかなり灰汁がキツイとお聞きしていたのですが、ほとんど灰汁も出ず使い易そうな雰囲気です。
数十年倉庫に眠らせていた間に灰汁が抜けたのでしょうか?
水簸して沈殿していくのを待ちます。
水簸カス畑の肥料になるのかな?
最近は料理人さんや生産者さんのお仕事に触れる機会がとても多いですが、それは同時に日頃自分がしている工程の一つ一つを見直す機会にもなっています。
イノシシのご縁で vol.2
先日、ご近所の皆さんとcafeの常連の皆さんとでイノシシバーベーキューを行いました。
「平松食堂」の平松さんが助っ人で参加して下さいました。
今回は猟師さんが冷凍保存させておいた猪肉をミンチにしてハンバーグに挑戦して下さいました!
家族が見守る中、炭火でじっくり焦げ目をつけながら焼いていきます。
100%イノシシ肉のミンチを使ったハンバーグです!
子供達にも見守られながら・・・
お待たせしました〜♪
イノシシハンバーグ☆
ソースに使われているマヨネーズにはゴボウと味噌が練り込まれています。
猪の食べ方として有名な牡丹鍋の作り方からヒントを得てのソース作り。
調理に余念がないです!
いつもありがとうございます。
皆、美味しモノを食べる時だけは静かになります。
イノシシハンバーグは子供にも大人にも大好評で皆さんおかわりされていました。
中でも猪肉が苦手で喰わず嫌いの子達も喜んで食べていたのが印象的でした。
やはり料理人さんの力は偉大!!
年上のお姉さんは年下の子達を上手にまとめてくれていましたよ!
親同士の交流も!
子供が集まれば何でも遊びにしてしまう!
すのこ滑り台☆
すべり終わるとまた元の位置へと!
皆、後を追いはじめる。
これが、後に鬼ごっこになり、かくれんぼへと続くのでした。。。
最後はビールの空缶で缶蹴りを!
そして帰り際には大人を巻き込んでの達磨さんが転んだへと・・・
子供は遊びの天才!
イノシシカルビ!
これまた絶品です!!
イノシシBBQは大好評!
あっという間に完食です!
昨年末に淡路島に移住されて来られた北川さん(左)ゆくゆくは古民家で民泊をされる予定です。
今は農業を学びながら有機野菜を中心に扱う行商もされています。
農家をされながら狩猟免許を取得し、害獣駆除もされている斉藤さん(右)
孫の世代に田畑と山を何とか残してあげたいという想いがあります。
若者がどんどん減っていく現状を皆で協力して何とかしたいと語り合いました。
まずは楽しむ事から!
火の周りには自然と人が集まる。
これもイノシシが作ってくれたご縁。
子供はずっと元気!
世代を超えての集まりがなんとも心地いいです。
今回は僕もピザを焼きました!
イノシシピザと言いたかったのですが早々に猪肉はなくなってしまったので、淡路島のタマネギをふんだんに使ったピザを焼きました。
平松さん2品目
鯛と新玉のワカメスープ・猪肉仕立て&マイタケ入り!
冷え込んできたタイミングでのしっかりと出汁の効いた温かいスープが体に沁み渡ります。
子供は美味しいモノへの反応がとても素直!
最後まで頂きます♪
こんな時間が本当にいい。
最後はトーマス窯で暖を取りながら命を頂くという事について真面目なお話を0時過ぎまで残った3人で語り合いました。
答えは出ませんでしたが・・・
こんな時間も大事です。
農家の方々にとって本当に深刻な問題になっている猪や鹿と言った害獣問題。
近頃では全国各地の自治体もジビエとしての食材価値を見出そうとして取り組まれています。
身近なところでは2013年3月、徳島県がジビエ制度を開始、「阿波地美栄」という当て字を使ったキャッチコピーで、鹿肉をアピールしているそうです。
大きな取り組みとして考える事は僕にはできませんが、猪の命で新しいご縁を頂く事が出来きた事に感謝致します。
これからも駆除される猪を地域の皆で囲み大切に頂く事ができればと思っています。
おかげ様で一緒に捌く仲間も少しずつ増えて来てきました。
次は養蜂・炭作り・と世代を超えた関係を大切に、皆でワイワイ遊びながら進んでいけたらと思います。
と、言いつつもすでに次のBBQも決まりました!
次は猟師さんを中心とした実行部隊の集まりです。^^
これからの島のくらしをつくる学校文化祭
これからの島のくらしをつくる学校の文化祭に参加させて頂く事になりました。
淡路島では、これからの働き方や暮らし方などをもう一度見つめ直すためのセミナー、講座、ワークショップなどが熱い想いを持った様々な人達や団体により、ありとあらゆる視点から盛んにおこなわれています。
今回お声掛け頂いたのもそんな出来事の一つです。
僕の尊敬している方々も大勢参加されています。
いろんな人達が集まり、皆で一緒に考える機会を作って頂いたことに感謝致します。
第1回島の学校の文化祭のお知らせ
「これからの島のくらしをつくるフォーラム」
日時:2013年3月20日(水)10:00〜18:3
場所:吉備国際大学地域創成農学部キャンパス
主催:NPO法人ソーシャルデザインセンター淡路
『これからの島のくらしをつくる学校』は、淡路島の課題
今回の第一回文化祭では、世の中の価値観が大きく変わろ
NPO法人ソーシャルデザインセンター淡路 理事長
これからの島のくらしをつくる学校 校長
木田 薫
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■日時
2013年3月20日(水・祝)10:00〜18:30
■会場
吉備国際大学地域創成農学部キャンパス
http://goo.gl/maps/KsvTE
■参加費
無料
■参加の方法
以下の申込フォームよりお申し込みください。
http://awajisoda.jp/
また、Facebook上でも受け付けています。
http://www.facebook.com/
■託児サービスのお申し込み(17日締め切り)
http://awajisoda.jp/
■ゲストスピーカーとして
阿部 裕志さん(株式会社巡の環 代表取締役・島根県隠岐郡海士町)
大南 信也さん(NPO法人グリーンバレー 理事長・徳島県神山町)
西村 昌晃さん(陶工/樂久登窯 代表・兵庫県洲本市)
茂木 綾子さん(映像作家/ノマド村 代表・兵庫県淡路市)
北坂 勝さん(養鶏家/北坂養鶏場 代表・兵庫県淡路市)
■島の学校から
理事長 内藤 正明さん(京都大学名誉教授)
校長 木田 薫さん(NPO法人ソーシャルデザインセンター淡路 理事長)
■進行役として 桜井 肖典さん(島の学校 教頭/gift*Inc. 代表)
■プログラム
10:00〜:
阿部 裕志さんと大南 信也さんと一緒に考える時間
15:00〜:
これからの島のくらしをつくるアイデアを分かち合う時間
16:30〜:
西村 昌晃さんと茂木 綾子さんと北坂 勝さんと一緒に考える時間
せざるを得ない
新作のリム皿で朝食です。
全て淡路島の食材で・・・
rakutogama bookの制作に入り約1年が経ちました。
振り返るにはまだまだこれからですが、当初の力みは収まり、少し肩の力を抜いて目の前の出来事に向き合う事が出来るようになって来たのではないかな?
と、自分なりに感じています。
哲学したり、何かを否定せずには表現出来ない事もしばしばありました。
この先ないとも言い切れませんが・・・
そのような中に身を置きながら、求めた感覚と観たかった景色には触れる事が出来たのでは?
と、感じています。
あらためて目の前に広がっていた景色が当たり前すぎて、目を耳を傾ける事が出来ていなかったんだと思います。
と、いいつつも自分はまだまだ分かっていないんだろうなぁ、と想像しています。
分からないなりにも今、大切にしたいモノが出来たことが嬉しいです。
と、同時にせざるを得ない事があるなぁ、と日に日に想いは強くなっています。
飴釉9寸リム皿
今朝のカフェの様子
こんばんは。
今朝のカフェの様子です。
「おーそらなんぼでもバーベキューできらぁ。」
「ほんじゃあ、炭いっぱいいるから炭窯も作ろか!?」
「うちの山ウバメガシの木でいっぱいよ!炭作ったらええねん。」
「兄やんはあれか?炭窯も作れるんけ?」
「多分、作れると思いますよ。」
「ほんじゃあ、一緒にやらんか!徳島に炭と養蜂やっとるとこあるからいっぺん見に行ってこよか?」
「ハチミツやったらウチの床下でもやっとんよ。」
「ほんなもん、うちでもよーさんくんぞ!」
「ほんじゃ、炭もハチミツも両方やらんか。ここもってきたらなんぼでも使わぁ」
うん。うん。
いつも本当にありがとうございます。
もう何にも言う事ないです。