「二人展」 vol.3
木工の岡田さんの工房の裏には植木鉢に入ったどんぐりの木とクルミの木。
子供と一緒に成長を見守っているそうです。
もう少し大きくなったら土に植えてあげるのだそう。
でも、これはこの土地で育った木ではないので、この山にとっては外来種になる。
それがこの山にとって、この木にとってはたして良い選択といえるのだろうか?
道端に植えれば道作りの際に草刈り機で刈られることは避けられない。
上手く生き延びたとしても他の植物たちと上手くやっていける保証はない。
強く大きく育てば他の植物に迷惑をかけるかもしれない。
だったら畑の端が大雨の際に崩れそうになるので、土止めとしての役割をになってもらおうかなぁ。。。
どちらにしろこの木で岡田さんが家具を作る事はないのだがこんな些細な想いがいい。
次の次の代には使えるサイズに成長しているのかな?
どんぐりの木。
1年モノ
クルミの木。
3年モノ
ご心配頂きましてありがとうございます。
今朝、淡路島を震源に大きな地震がありました。
飛び起きて家族の安否の無事を確認しました。
その後、工房とギャラリーに向かい状況を確認しましたが特別に大きな被害もなく本日も作陶に励み、
工房の向かいでは樂久登窯ギャラリー&カフェの営業をさせて頂いております。
改めて普通の日常が当たり前ではないという事を実感しています。
大勢の方からメールや電話で心配して頂きまして心から感謝致します。
全体の被害状況は確認できておりませんが、大きな被害が出ていない事を心から願っています。
写真はご近所さんから今朝頂いた、筍・フキ・新玉です。
今朝も地元の常連の方々が変わらず訪ねて下さり、お互いに元気そうな顔をみて安心しました。
「日本家屋はやっぱり強いね!」
なんて話をしながら過ごせる時間が本当に有難いです。
イノシシのご縁で vol.3
先日、またまたイノシシが捕獲されました。
斉藤さんがお声を掛けて下さったので農業や狩猟に興味を持つ仲間でバーベキューをしました。
斉藤さんのお米にシイタケ、そして捕獲して捌いて下さった猪肉です。
野生の猪肉。
有難く頂きます。
採れたての大きなシイタケ。
斉藤さんが裏の竹やぶから竹を切って串を作って下さいました。
猪肉を切り分けていきます。
こちらは花岡農恵園さんで活躍していた合鴨のお肉。
こちらも皆で美味しく頂きました。
猪と合鴨のBBQスタート!
本当に贅沢な食事だなとつくづく感じています。
今回も大胆に室内でのBBQです。
猪肉も鴨肉も大好評!!
子供達も大喜び!
ハイ、チーズ!
焼肉奉行も子供にお任せ。
大勢での食事は賑やかでいい!
ごちそうさまでした。
ぞろぞろと裏の秘密基地に集まりはじめます。
斉藤さんから獣害問題と狩猟のお話を皆で聴かせて頂きました。
気付けば男性陣は全員秘密基地に集まり斉藤さんを囲んでいました。
これからの暮らし方・農業・狩猟の話を中心にそれぞれの視点で。
世代を超えての会話がやっぱりいい!
下ネタなども交ぜながら。。。
それぞれの言語で語り合いながらも、答えはないという事を理解している男達。
矛盾は常。
大切なのは考える事。
考え続ける事。
それ以上に楽しむ事を皆、真ん中に据えている。
こんな集まりが本当に心地いい。
楽しい時間はあっという間に過ぎます。
最後は何を話していたのか忘れてしまいましたが、
確か皆でラジオを何とかかんとか・・・?
斉藤さんいつもありがとうございます!
皆さんもありがとうございました!
次回は鰻BBQで!?
「二人展」
同年の岡田さんとはいろいろと共通点もあり約7年前に出会ったころからご縁を感じています。
互いに修行時代は民藝の師匠に仕事を学び、その後は祖父母が暮らす淡路島に工房を構え、ほぼ同時期に独立という偶然。
そして今回が初めての「二人展」となります。
普段使いの家具と器の空間へどうぞお出かけ下さいませ。
■ 日程:4月25(木)〜5月1日(水)
■ 時間:10:00〜17:00
■ 会場:樂久登窯