暮らしの道具
rakutogamabook制作と同時に
暮らしの道具作りを並行して進めてきました。
このポトフ鍋は猪肉を煮込む為に作りました。
最近はすごく偏った思い込みで作る事が多いです。
お漬物は以前制作した漬物壺を使って下さったそうです。
リム皿は作ってみるとやっぱりよく考えられたデザインだなぁと、感心します。
お米も炊けます。
一つの道具をいろんな事に使えるのはいいですね。
偏った思い込みも簡単に違う形に変わる。
結果そうなっている事の居心地の良さ。
そんなモノ作りがいい。
【年末年始の営業のお知らせ】
■ 年内の営業 12月28日(土)まで。
■ 年始の営業 1月2日(木)〜
■ 時間 10:00〜17:00
※ランチは平日のみ前日までのご予約が必要となります。
新年のランチは1月6日(月)〜スタート致します。
TEL:0799-34-1137
理
一週間前
鳥飼の農家さんがイノブタを二頭、捕獲されました。
この一年間、農家兼猟師の斉藤さんのお手伝いをさせて頂いているうちに、
一人でも最初から最後まで、
下手くそなりに解体できるようになりました。
全部は調理しきれないので、解体した肉は南海荘の竹中さんに半分引き取って頂きました。
以下は竹中さんの厨房にて、
ここまでくると「美味しそう」という言葉が出てくるかも。
トマトでじっくり煮込んでいかれたそうです。
トマト煮込みの五色イノブタパスタソース!
勝手に名づけてすみません!^^;
調理を施すという事。
料理人の存在が日に日に大きくなっていきます。
器の向こう側の景色をこの2年間自分なりに体感してきました。
知れば知るほど田舎に置いてそれは身近すぎる日常でした。
僕の住んでいる鳥飼では半径5キロに、海も山も川も、あります。
その全ての場所に暮らしと先人達の知恵が存在する。
触れたかった世界が全てありました。
わざわざ出かける必要なんてなかったのです。
土地に本当に住んでいれば感じる事ができたはず。
遠くを見ようとして自分の足元が全く見えていませんでした。
このブログでもいろいろ書いてしまいましたが改めて読み返すと、
全然分かっていなかったんだなぁと恥ずかしい限りです。
未熟さと無知をわざわざ公開している。
これが良い器を焼く為の一工程であったと今は理解しています。
もう少し続けてみようと思います。
やがて僕の日常となるように。