2015.12.31 Thursday
倒炎式窯
来年、築窯する為に窯の研究をはじめました。
今考えているのは倒炎式窯。
師匠に相談したところ、僕がイメージしている窯が、昔試験場だった場所に今もあるということで、案内して頂きました。
6年間丹波焼にお世話になりましたが、この場所は初めて。
久しぶりに師匠の後をついて歩く。
何も考えずに師匠の後をついていく。
懐かしい。。
昔、師匠も何度かこの窯を焼いたことがあるそうです。
有難い事に修行時代、師匠の元で窯の補修を3回。
穴窯の築窯を1回。
丹波式の登り窯の築窯を1回。
「まくら」という土と砂を混ぜて大きな土のブロックをつくるところから、0から窯を築く術を経験させて頂きました。
「お前たちには教えたから出来る」
と言っていただき、俄然やる気に満ちています。
来年は薪でも淡路島の土を焼いていきます。
ありがとうございます。
2015.12.26 Saturday
反応仕合う
淡路島の原料のみで調合した釉薬を器に掛け分けてみました。
異なる釉薬が混ざり合い、反応仕合い、見どころとなりました。
※樂久登窯の年内営業は12月27日(日)までとなります。
年始は1月7日(木)〜
どうぞ宜しくお願い致します。
2015.12.22 Tuesday
箍を外す
窯に火を入れました。
24日の朝から窯出しする予定です。
前回テストした釉薬をいろんな器に掛けています。
独立11年目を迎えてようやくスタートラインに立てたような気持ちです。
ずっと楽しんできたつもりでいましたが、今はそれ以上に心から陶芸を楽んでいます。
箍が外れるのに僕は時間が掛かってしまいましたが、弟子にはいきなりいけると伝えています。
頭で考え過ぎない、周囲を気にし過ぎない二人には容易な事だと思っています。
窯出しが楽しみです。